スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恐怖のあじさい村

その他の注意

この標識『その他の注意』を表す警戒標識だが、一般の警戒標識では表しきれない注意を促すものだ。
大抵、その下に補助標識がついており、多くの場合『路肩弱し』なので、それならいっそ、『路肩弱し』を一般の警戒標識に加えたらどうかと思う。

さて、この“その他の注意”標識は「霊の噂の立つ場所に多い」という都市伝説がある。
ネット上でもよく耳にするが、
これは、たけし軍団のつまみ枝豆という人が書いた怪談集が元になっているのかもしれない、もしくは、発祥ではないにしろその本がその都市伝説を流布するのに一役かったのかもしれない。
その本には、そのつまみ枝豆という人が実際に体験した怖い話がいくつも載っているのだが、どれもなかなか斬新なもので、昔本屋で立ち読みして、印象に残った話がいくつかある。
中でも、救急車にしがみつく女の話は今でもトラウマで、救急車が通ると女がしがみついていないことにいちいちホッとしたものだ。

さて、その中のこの標識に関する話はこんなものだ。

大して見通しも悪くないし、注意すべきでもなさそうな場所になぜかこの標識が立っていて、
車でそこを通ったとき、幽霊が飛び出してきたという、まあそんな話だった。

簡単に書くとそれだけの話だが、やはりその話の怖さは、一般にありふれたこの警戒標識と結びつき、現実性を増すのであった。そして、やはり心霊好きの好奇心をそそるのであった。



さて、僕は最近、この標識に関する(直接は関しない)非常に怖い目に遭った。
心霊でもなんでもないけれども・・・。

今年の6月下旬、久しぶりのバイトの休みということで、昼から藤野へツーリングに出かけた。
藤野は、僕が大好きな町ナンバー10に入るであろう。
秋山村を通ってのいつもの行きかただが、特に何をするわけでもなく、運動公園にいってベンチで本を読んだり、駅に行ったり、芸術の家に行ったりした。
じゃあ、帰りは道志経由で帰ろうと、道志に行く道を帰っていた。
梅雨の時期とはいえ、時刻は17時半くらい。そろそろ少し暗くなりかけていた。
その道を帰っていくと、途中で『あじさいとホタルの里こちら』みたいな看板があり、細めの道が脇にあった。
「よし、そこに行ってから帰ろう。」
紫陽花とホタルが大好きな僕は、その看板を見逃すことは出来なかったのだ。

意外とそこを曲がってからが遠く、途中、落書きだらけのトンネルを通った。暗くなったら怖いから、早めに帰ろうとそのとき思った。
しばらくして、あまり手入れされていない、木々に囲まれた道を進むと、そこにこの標識が立っていた。
森の暗い中で突如現れたその標識に、僕はその“つまみ枝豆”を思い出した。ちょっと不安になった。

そこを最後まで下ると、そこには山に囲まれた美しい村があった。
家もほとんど無く、人の姿は見事に見えない。
アジサイとホタルのシーズン真っ只中なのに。
ただ、その村中、アジサイだらけで、なにか“隠れ里”にたどり着いたように不思議な気分になった。
アジサイ村1
アジサイ村2
もっと俯瞰したような写真をとっておけばよかったのだが、
周り山林に囲まれ、隔離された楽園と言った感じで、さらに村中がアジサイ。
綺麗なだけでなく、幻想と少しの恐怖も湧いてきた。
こっちに行けばどこに行くんだろうと、行った先は、さらに山奥に入るような道。
雲行きも怪しく、ガソリンも怪しく、夜の到来も近いという3重のオブセッションに脅かされ、
「僕はこの村を出よう!」と思い立った。

・・・出口がわからない!!

さっき来た道が見つからないのだ!
半分泣きそうになりながらさっき来た出口を探していた。
すると、なんと喜ばしいことか、人を見かけたのだ!!
すぐさまその人のところへ行って、帰り道を聴いた。
隠匿者のような髭もじゃのその人は、「この舗装道路をずーっとまっすぐ行きなさい。舗装されていない道には、間違っても曲がってはならない。」
来た道ではないけれども、仙人の言うとおり、ひたすらその細い山道を進んだ。
どんどん山奥に入っていくように感じた。泣きそうになった。
やばい、さらに怖いところへ進んでいると思った。
舗装道路の分かれ道もあって、すごく不安だった。

しばらくして、住宅街に出た。
本気で助かったと思った。
しかし、ここはどこだ!!??
それから僕は、国道にたどり着くために、いろいろ迷った。
あの青い案内標識など無く、途中人に道を聞きまくって、
紫陽花が植えられているのを見ただけで、好きなはずの花なのに心からゾッとした。

住民が「そこをこう行けばいいよ」と教えてくれる道は、なんだか一向にどこも国道に出る様子は無い。
最後に道を尋ねたおじさんは、庭の手入れをしている人だった。
僕「国道に出るにはどうしたらいいですか?」
おじさん「ここをずーっといって、ダムが見えたら曲がってどうのこうの。」

“ダム”という言葉にゾッとした。
また山のほうに行くのかよ!!
3つのオブセッションはとうとう限界にも達していた。
言われたとおり、ダムがあり、そこをずっと行くと・・・、
大量のアジサイ!!
その横に、あのトンネルだ!!
最初に入ってきたあの、落書きだらけのトンネルを見つけた!!
そのトンネルを出て、ようやく現世に舞い降りた僕。
そこから国道は、もう大丈夫。本当にほっとした。

あまりに安心したおかげで、帰り、国道でいつも気になっていたうどん屋さんに勇気を出して入ってみた。
うどん屋さん
なんかそばを通るたびに、なんだか懐かしく切ない感じがしていたこのうどん屋さん。
中に入ると、それはそれなりに予想を裏切らないものだった。
昭和の香りのぷんぷんする室内。

そんなこんなで、まあ半泣きになりながらも無事家に着いた僕でしたが、

さっきこの日記書いてる間、何度もパソコンの画面ががたがた揺れだして、本当に怖かった。
そんなになったことは一度も無い。
怖くって、後ろとか何度も振り返った。
マジで怖い・・・助けて・・・。

やっぱこのブログ、見たら呪われるあの「長州の観客」写真とか乗せてるから、ほんと呪われてるわ。
ああこわや。


もっと知りたい!恐怖のブログ

スポンサーサイト

comment

あ~

こわ(;_;)
  • 2009/10/10(土) 00:43 |
  • 華麗なる女子高生 |
  • URL
  • [編集]

>かわネヤマさん

コメントくれたんだー。
かわ!
  • 2009/10/10(土) 23:09 |
  • もえさま |
  • URL
  • [編集]

post a comment


管理者にだけ表示を許可する

trackback

プロフィール

はじめ様

Author:はじめ様
血液型:O型
趣味:音楽鑑賞、読書、ツーリング、心霊スポットめぐり
好きな作曲家:ベートーヴェン、マーラーなど


一応作曲家です。
まだまだ先は長いですね。まるで樹海を彷徨っているようです。
ようこそ、僕の森へ。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

アクセス数

検索フォーム

ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングへ

樹海へ

上の各種バナーをクリックしてね!

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。