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谷山浩子 組曲『お昼寝宮・お散歩宮』

お昼寝宮・お散歩宮

谷山浩子は、NHK「みんなのうた」などで知られているシンガーソングライターで、それのみならず、ヤマハ音楽教室の教材なんかにも曲が組み入れられている。
このように、キッズソング界でも有名な谷山浩子。
しかし、彼女の曲は、同時に暗くて怖いことでも知られている。

さて、今回紹介するのは、6曲からなる組曲『お昼寝宮・お散歩宮』。
もとは、谷山浩子自身が書いた同名の小説を音楽化したものだが、僕はそちらは拝読していないのだけれども、十分に独立した楽曲となっている。
しかも、6曲それぞれが名曲で、単体でベスト曲集に入っていたりする。音楽としての統一感は薄いが、それぞれに確かな個性があり、谷山ワールドを存分に楽しめると思う。
全体の構成としては、プロローグがあり、怖い夢、不思議な夢を次々に体験しつつ、最後には美しいフィナーレにたどり着くといった感じ。
かなり人気のアルバムだ。

1.お昼寝宮
プロローグ。主人公のネムコが、お昼寝宮にたどり着いて、へんな子供たちと話しているシーンから始まる。6曲目の「お昼寝宮・お散歩宮」の最初の部分が歌われる。

2.第2の夢・骨の駅
“怖い歌”として知られる名曲。中間部のバスクラのソロがものすごく味を出している。その中間部は、僕は最初聴いたとき思わず後ろを振り返ってしまうほどゾクッとした。

3.第5の夢・そっくり人形展覧会
愛とか、アイデンティティを脅かす恐怖を誘うといわれるが、恐怖というよりは、小悪魔的でアイロニカルな曲。単体で最新のベスト「白と黒」に選出されている。

4.猫の見た夢
谷山さんには、猫をモチーフにした歌は多い。これもその一つで、猫が夢の中で魚の木や花、世界の猫はなんて鳴くのかといったようなことを考えるという歌詞。

5.夢の逆流
この組曲の中で、不釣合いにシリアスでかっこいい曲。いつかのベストアルバムに単体で選出されていたこともあり、人気も高い。

6.お昼寝宮・お散歩宮
非常に美しい曲で、谷山浩子の曲のなかで、3本の指に入るくらい好きな1曲。
オルゴールのメロディ(Aとする)で前奏があり、主部(Bとする)、サビと移り、Aのメロディは、途中何度も顔を出すが、最も美しいのは、後半でAとBが対位法的に絡み合う部分。非常に秀逸な出来だと思う。歌詞は、なんだか壮大な地球誌を見ているよう。


すごくきれいで、ストーリー仕立てになってる面白い曲なので、是非聴いてみてください。

ニコニコ動画↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8387278

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プロフィール

ボリス

Author:ボリス
血液型:O型
趣味:音楽鑑賞、読書、ツーリング、心霊スポットめぐり
好きな音楽:ベートーヴェン、マーラー、シベリウス、ヴォーン・ウィリアムズ、谷山浩子、マイク・オールドフィールド など


一応作曲家です。
まだまだ先は長いですね。まるで樹海を彷徨っているようです。
ようこそ、僕の森へ。

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